こんにちは!
札幌市西区琴似にある パーソナルトレーニングジム 88-Performance. です!
パフォーマンスコーチによる トレーニングやピラティス、ミット・空手に役立つ豆知識 をお届けしていきます!
初心者の方も経験者の方も、ぜひ日常のトレーニングや健康習慣に活かしてくださいね。
呼吸の目的は生命維持のために酸素を取り込み、二酸化炭素を排出することですが、
この「酸素を取り込む」ことが大切であると考える人が多いのではないでしょうか?

「深呼吸」というとたくさん吸うことばかり考えてしまいますが、吸うことばかりにフォーカスすると吐くことが不完全になり、呼吸が浅く効率的ではなくなってしまいます。
「吸えない」という感覚を持つ人の多くは、実は「吐けていない」可能性があります。
吐くことが不十分だと、体内の二酸化炭素を排出できず肺に残った空気が邪魔になり、新しい酸素を取り込めない状態になります。
この状態が続くと呼吸が浅く、息苦しさを感じたり、酸素不足の状態になりやすいのです。
呼吸は自律神経でも制御されており、吸ってばかりだと交感神経が、しっかり吐けていると副交感神経が働きます。緊張すると交感神経が優位になり、吸うことばかり考え、深く長く息を吐くことを忘れてしまい、横隔膜は上下するチャンスを失って吸ったまま固まり、いざやろうとしても深い呼吸ができなくなります。

私たち人間は脳に支配されている生き物です。
このように呼吸過多になると、脳は酸素不足に陥って身体の制御能力が低下し、筋肉も精神もリラックスさせる方が難しく、思考や運動パフォーマンスが上がらないばかりか、物理的・精神的な負荷やストレスに対応しきれず心身が常に緊張状態になってしまいます。
さらに間違った呼吸は姿勢にも悪影響を与えます。過度な緊張が続くと、腰が反る、肩がすくむ、食いしばりや首が前に出るなどの不良姿勢の引き金となり、慢性的な緊張で呼吸がうまくできず、緊張がさらに強まる悪循環となってしまうのです。
呼吸が多くなる時の特徴として
・口呼吸をしている
・呼吸のときに胸の上や肩が動く
・安静にしていても呼吸音が聞こえる
・睡眠時に寝息が大きくなる
・よくため息をつく
・呼吸が不規則
・話す前に大きく息を吸う
・あくびをよくする
・呼吸の動きが見える
パフォーマンスコーチ
松澤
今後も、札幌・西区・琴似でトレーニングをサポートする情報をお届けしていきます!
次回もお楽しみに!
88-Performance.ではあなたの目標達成を全力でサポートします!
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